■旧電通ビル周辺![]() ![]() |
■交詢社通りと外堀通りの交わる交差点の一角に威風堂々と建つ古ぼけたビル...世界No.1の広告会社電通の旧本社ビルです。別名「銀座電通」とも呼ばれるこのビルはアドマン憧れの地、銀座を象徴する建物です。本社機能が築地に移転し、「電通=築地」という隠語が業界には定着しました。それでもこのビルの入口にあるモニュメント(広告の女神)を初めて目にした時は、広告業界に身を置く者として憧れとともに心の奥底に燃える何かを感じざるをえません。期せずしてこの業界に入った私としては、特段の偏見は無かったものの、普段の業務のそこここに見え隠れする電通の影を意識することも多いです。 作業の都合で初めてこのビルに入った新入社員の頃に、何故かめちゃくちゃ緊張したことを覚えています。 (Photo date 2001/06) |
※このビル玄関の上に施されたモニュメント右が男性、左が女性。きっとそれぞれ何かの神様で意味があるのだと思いますが、詳しく知りません。後でちゃんと調べておきますネ...。(Photo:2001/07/27) | |
![]() 銀座電通ビルのはす向いにある、こちらも古い商業ビルで一際目立つ白抜き文字の看板。夕闇せまる頃となると、この一帯に煙る焼き鳥の香り...サラリーマンのと言うよりも、銀座を徘徊するマスコミ人御用達のお店です。付きだしで出されるきゅうりの浅漬けをつまみながらまずは冷たい生ビールを飲み干せば、一日の疲れが音をたてて引いていくのを感じます(^^;;)。場所柄かOL同士のグループも胡散臭いオヤジに紛れて歓声を上げている姿が見られます。予約不可で下手な時間に行くと満員で入れないこともしばしばなので、業務に余裕がある時に、早めに来店するのがよろしいかと。まだ陽のあるうちから飲みだすのって、一抹の罪悪感とともに何とも言えない開放感に浸れるので不思議です。 |
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![]() 世界的に有名なぬいぐるみ、テディ・ベアを扱う専門店です。広くない店内一杯に、あの熊さんが優しい眼差しで来る人を見つめています。手のひら二つ分くらいのサイズの人形に、3万円近くの値段がついています。しかし一つ一つ手作りされたベア建ちはそれぞれ微妙に表情が異なっていて、手に取れば大量生産されたものには決して感じられない暖かさがあって実に癒されます。人形を集める趣味の無い私には縁遠い店でしたが、機会があって入ったら、恥ずかしさとともに本物を手に取る充実感みたいなものも感じて不思議な気分になりました。 |